29 バックミラー&バックモニター その1
今回はあの有名アニメ「宇宙戦艦ヤマト」風にアレンジ(?)した物語で展開していきます。
夢のバイク用全方向確認装置獲得作戦
役に立たないバックミラー
俺のPCXは朝夕の通勤ラッシュの大渋滞道路を、わずか約63cmのスペースがあればすり抜けられる通勤快適仕様車だ。そんな仕様の俺のPCXには致命的な欠点がある。
それはバックミラーだ。
機動性を優先させる為に車幅625mmからはみ出さないようにミラーを調整して取り付けたが、自分の体ばかり映り後方がよく見えない。特に冬の時期は厚めの防寒着を着る為、ミラーの2/3程が自分の服を映している状態だ。
ミラーが役に立っていないので、進路変更時には自分の目で直視する事になるが、冬になると防寒対策の為にネックウォーマーを2重にした時など、首の自由がきかない。
何とくぁあ!! ならんのくゎぁぁ~~~いっっっ!! 車線変更がでくわぃんわっ!ふん!ふん!
そうだ!車線変更なんてせずにこのまま前を向いて走ろう~・・・
バイクの幅は広げたくないし、首を動かさずに後方や死角を確認したい。
そんなミラーがほちぃ~~いいいいいぃぃぃぃぃ!!!
いや・・まてよ・・それは夢の装置・・じゃないのか?すりぬけ最高のスリムな車体で、全方向確認できれば無敵やん!
バイク通勤をするライダー達の全てが待ち望んでいる!?夢のシステムなんじゃないの?
そう考えた俺は
① 大渋滞道路(通勤時)のすり抜け最強。(機動性重視)
② 後方、及び通常ミラーの死角が見る事ができて、隠れている覆面パトカーや白バイさえ・・・。(死角なし)
③ 姿勢を崩さずに(首を振らずに)確認出来る事。(前しか見ない、安全第一)
と言う条件で、全世界10億人(推定)の通勤ライダーが待ち望む夢を叶えてみる事にした。
これはドリーム。夢の実現なのだ!!
今回のテーマ
(勝手に) 全人類の期待を一身に背負い、イスカンダルから 「バイク用全方向確認装置」を持って帰る。
誰か~がこれを~やらね~ばならぬぅぅ~
期待のぉ人ぉがぁ~俺た~ちならあ~ば~~~
ヤマト発進!
バイク用全方向確認装置 情報収集
バイクの機動性を損なわず、全方向確認が確認できるシステム
今回は(も?)気合いが入っている。何てたって、全世界10億人(推定)の通勤ライダーの期待を一身(勝手)に背負っているからだ。
予算はあまりないが、
俺は絶対にやる!やって見せる!!
心にそう決めたのだった。まずはいつものネットで情報収集。
■ミラーレス車
そーなんだあ、いよいよ本格始動みたいだなあ。
■ブラインドスポットアシスト
メルセデスベンツ ブラインドスポットアシスト
約30km/h以上で走行中、リアバンパー左右のレーダーセンサーにより、車両の斜め後ろのミラーで見えない死角エリアをモニタリング。そこに車両がいる場合は、ドアミラー内蔵のインジケーターが点灯して注意を喚起。ドライバーの不注意によるミスを予防し、安全な走行を支援します。
いいな~これ~アマゾンで3000円位で売ってないかなあ~売ってないだろ~な~・・・最先端技術だもんな~
■スマートヘルメット
BMWヘルメット Head-Up Display Helmet
ネットで色々調べていると面白い物を発見した。ヘッドアップディスプレイ(HMD)付きスマートヘルメット。ヘルメットにドラゴンボールのスカウターみたいなヤツが内蔵されている。
ヘッドマウントディスプレイって、映画「プレデター」や「アイアンマン」のヘルメットを思い出す。
ヘルメット内にヘッドマウントディスプレイが内蔵されていて、後方から死角まで見る事が出来ればもう、問題は解決されたようなものだが。
実はそんなヘルメットを開発しようとしていた会社があったが、潰れたらしい。まあ、将来的にはこんなヘルメットが開発されていくのだろう(?)とは思うが現状ではまだ使えなさそうだ。
現実的には
①バックカメラ
②取付位置の高いミラー
③死角用のミラー
の合わせ技だな。
対策① バイクにバックカメラ
バイクにバックカメラ?はあ?バックする?
と思うだろうが、自動車のようにバックする時に見る訳ではない。走行中に後方を確認する為だ。ネットで調べたが、バイクにバックカメラを取り付けてる人は少数派で情報量は少ない・・・
だが俺は「バイク用全方向確認装置」を・・・と、まあ7インチディスプレイとバックモニター用カメラをアマゾンで注文した。
リンクは楽天の最安値の店
これは安いのに普通に使える驚異的なお値打ち商品だと思う。車のバックモニターとして十分使えると思う。
会社の営業車などでバックモニターを付けたい人にはお勧めする。
よし!波動砲発射!!
ぽちっとな
対策② 取付位置の高いミラー(後方担当)
バイクのミラーの取り付け高さに問題があると思った。何故、自動車みたいに上の方へつけないのか?だいたい頭位の高さにあれば後方が丸見えじゃないか! と、単純に考えた俺はネットで情報収集を始めた。
他の人達が先にやっているはずだ。先人達の辿った足跡を追う事にする。 まずはプレスライダー達だ。街乗り最速のプレスライダー達は一体どんな手を使ったのか?
色々と調べるうち、面白い物を発見した。プレスライダーが使っていた幻の『ナポロッキーミラー』
なんと、ヤフオクでは12万円もするのだよ~
おい!買えるか、そんなの!
だが、これをプレスライダー達が使っていた理由はわかる。車幅は増えずに後方は見える。今では「ナゾロッキーミラー」ってのも売ってるみたい。
なるほど、この形状なら車高は高くなるが、車幅は増えずに後ろが見えそうだ。ナポロッキーミラーの肝は
車幅を増やすことなく、後方が見える位置にミラーを取り付けるって事
なのだろう。であるならば・・・!!!
現在の俺のPCX125であれば、ボディマウントシールドの上部にカウルミラーを取り付ければいいのではないか?と考えた。カウルミラーであれば、ハンドルに取り付けるミラーより運転の邪魔をしない。
早速アマゾンで探す。激安の割には評価のよろしいカウルミラーを発見!
なんと「1498円」!
購入者達の画像が見れるのでイメージも湧く。
よし、主砲発射!!
ぽちっとな
対策③ 死角担当ミラー(元々付いていたミラー)
既存のミラーを死角対策にする。
これは何もしなくていいから楽ちん♪
角度変えるだけ!
平面ミラーだが新しく後方を担当してくれるミラーが来るので、これからは後方を担当しなくていい。
死角を担当してもらえればそれでいいのだ。
まあ、もう、無茶苦茶なストーリーでよくわかりませんよねえ・・・自分で書いてても頭大混乱です。その2へ続きますよ。